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【59】 § 逢初-あいぞめ-≪其の七≫【ラブホテル③】 §

2008/07/02 04:21
≪ラブホテル③-Love hotel-≫

【手】……。

【M-♂】…の…【手】…。

それは…わたし…【m-♀】にとって…

………………【M-♂】を感じる………………


……………………象徴的な…………………


………………【器官】であります………………

わたしは、M-♂を【眼】で、感じていました。
わたしは、M-♂を【手】で、感じていました。
わたしは、M-♂を【口】で、感じていました。

どちらも…皮膚を通した【熱さ】は…
【M-♂】の【体温】であり…
【M-♂】の【生身】を指し示すものであり…
【M-♂】の【存在】…そのもので…ありました…。

…わたしは…更に確かめるべく…

……………口腔内に……………

…………M-♂を取り込み…………

…その【熱さ】の【源-みなもと-】は、何であるのか…
……………それを知るべく…………

M-♂の男根-ペニス-penis-の【カタチ】に添って、口淫を繰り返していました。
わたしの【口唇】は…
今まで、画像で、平面的に捉(とら)えていたM-♂の…

…男根-ペニス-penis-を…

…ついに、【立体的】…に…捕捉(ほそく)したのです…。

…【眼】…で…
…【手】…で…

……そして……

…【口】…で…

わたしの【口唇】全体が…口淫の動作を繰り返す事によって…
徐々に…唾液で…濡れそぼっていくのが解りました…。
そして…同時に…愛液-Love juice‐も、溢(あふ)れ返り…
プッシーが…その【淫液】をも、吸い込んで、
ふっくらと…潤っているのが解りました…。

ただ…

これ以上…続けると…わたしのプッシーは、【愛液-Love juice-】でオーバーフローを起こしそうでした。

わたしは…口淫を続けながら…

きゅう…

と…強くM-♂の手を握り返しました…。
すると…
それを合図にするように…
M-♂が、わたしの口腔内から、ゆっくりと…
ファルス(phallus)…勃起した陰茎…を、引き抜きました…。

…ぶるり…っ…

と…わたしの、口元から離れたM-♂の男根は…
跳ね上がるように、天を仰ぎながら、再度、わたしの眼の前で起(た)ちました…。
わたしは、その動きを眼で追いながら…

『……………ぁ…………ふ………。』

と…息を継(つ)いでいました…。
吐息は熱く…
口唇は自身の唾液で…

ぬるり…

と…濡れているのが判ります…。
拭(ぬぐ)わないと、零(こぼ)れて落ちそうだ…
と…感じるほど、わたしの唇は、唾液を吸い込み、お菓子のグミの様に弾力を増していました。

わたしの眼が…

とろり…

と、薄暗がりの中で、半眼…に細めながら…
M-♂の動きを追い…
舌で…

上唇から下唇を…

ぺろり…

と、唾液を拭(ふ)き取るように、廻(ま)すように舐(な)めていました…。

そして…
M-♂は…

ゆっくり…

と…御自身のファルス(phallus)…
勃起した陰茎…を、仕舞(しま)われたのです…。
…ジー…と言う、ジッパーを上げる無機質な音が、薄暗い駐車場の中で…響きました…。

すっ…と…
M-♂が、右手を差し出して下さいました…。
その動作は、まるで、スローモーションを見ているような感覚で、わたしの眼には映りました…。
ゆっくりと…わたしの、眼の前に差し出された【M-♂の手】…。
その【手】を…見詰めました…。
わたしは…なぜか…その時の、M-♂の【手】を忘れる事が出来ません…。
…先程まで…わたしの眼の前にあった男根-ペニス-penis-と同様に…
…陰影(いんえい)を持って、確かな【存在】として、浮き上がって見える【M-♂】の…

………【手】………

人の身体の中に【存在するパーツ-parts-】…。
その一部であります…。
薄暗がりの中でも…M-♂の、大きい手の平と…長い五本の指…が認識出来ました。
webカメラで拝見して感じていたよりも、実際の手は、はるかに大きく、お感じいたしました。

わたしの背中が…一瞬…

ぞくりっ…

と…揺れていました…。
M-♂の【手】は、わたしに、確かな存在感を与えて下さいました。

わたしは…【この手】によって…導かれてゆくのです…。
わたしは…【この手】によって…愛撫されるのです…。
わたしは…【この手】によって…身体を…プッシーを開かれるのです…。

【この指】が…わたしを晒(さら)す為に、カメラ‐camera‐のシャッターを切り…
【この指】が…わたしの身体を弄(まさぐ)り…
【この指】が…わたしのニップルを摘(つま)み上げ…
【この指】が…わたしのバギナの内部の形状を認識し…体温と滑(ぬめ)りを感じ…

…わたしが、どのくらい…M-♂を欲しているのか…

……………………【知る】のです…………………


また…わたしの思いもよらない【こと】をする【手】…かも…しれません…。
しかし…それは…わたし…【m-♀】が、欲するところでもあるのです…。
M-♂が…その【手】を用(もち)いてする事は…

【M-♂】彼と…
【m-♀】わたし…

ふたりを…【繋(つな)ぐこと】でもあるのです…。
互いの【情報】を交換し、共有し…与え、仲介し連動させる…。
ふたりの間にあり、情報のやり取りをするインターフェイス-interface-…。


そして…わたしは【M-♂】の【手】によって…
長い間、頑(かたく)なに、閉ざされていた…
…【心-spirit-】の扉を…解放されていくのです…。

眼の前の…M-♂の身体の一部…【手】。
それは、わたし…【m-♀】にとって…
重要なパーツ-parts-であるのです…。

【手】は…
その【人間】を象徴します…。
【動作】をすることにより…職業や生業を示し…その【人間自体】を表すものです。
【触覚】により…感じた【モノ】の形状を知り、質感、温度を捉(とら)える事により得た【情報】を基(もと)にして…
【眼】から得た【情報】に、更に加える事により…より確かな行動に移ることが出来るのです。
【手】によって…社会を生きていく為の動作をし、表現し、役割を果たすのです。

彼…
【M-♂】の【手】は…
わたし…
【m-♀】に…
今まで、彼が歩んできた【人生】そのもの指し示してくれるものでもあるのです。
また…その【手】で、これから、わたしを導いて下さる【器官】でもあるのです…。

言葉を発しなくても…【伝わるもの】…
わたしは…M-♂の【手】から…【それ】を感じました。

わたしは、彼の手を再度…見つめ返しながら…

自分の右手を、その手に重ね、立ち上がりました…。

かつん…っ…

わたしの靴底の音が…
灰色の壁に囲まれた駐車場の中で渇(かわ)いた音で響いていました…。

To be continued…

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