わたくし、m-♀に、M-♂の、在所の方への所用が出来まして…
M-♂に、お話しを申し上げて、御逢いして頂ける運びとなりました。

M-♂も、御仕事等のでお忙しい御身体…。
きっと、御身体が２つ御座いましても、お忙しい事と存じ上げております。
そんななか…スケジュールを調整して、逢瀬をして頂くこととなりました。
朝、自宅を出る時は…m-♀の住んでおります所は…
朝方から、小雨が降っておりました。
用意をさせて頂きながら、内心…折角の逢瀬…
【向こうでは…雨…大丈夫かしら…。】
と…気が気でなりませんでした。
M‐♂は…

『折角の夜の東京ですから…ホテルに行くまで、ドライブをしたら素敵ですよ。
m‐♀に、お台場の夜景を見せたいですね。』

と、事前に仰って下さっておられました。
そして、一番は雨の中、M-♂に御苦労して頂くのも申し訳なく思われて…。

…出掛ける御仕度を始めたのは､早朝の…時間帯で御座いました…｡
御寝巻きの浴衣を、肩口から、滑らせる様にして足元に落とし…
まだ完全に覚醒していない身体を呼び覚ます為に、バスルームに向かいました。

水流を一番強くして、熱いシャワーを身体に叩きつける様にして浴びていました…。
その…刺激を身体全体に受けながら…M‐♂を想っておりました…



そういたしますと…

《プッシー》…

わたくしの、女の部分の、その内側…膣壁が…熱く火照り始め…
シャワーの【水】でない液体が…わたくしの内腿を伝っていくのが判りました…。
わたくしは、その、シャワーより熱い愛液の流れに、M‐♂を感じながら…
更に念じるように…



【雨が止みますように…。】
と…願っていたのでした…。

シャワーを浴び終わり…バスタオルで、肌に転がる水滴を追い掛ける様に…
首筋から…下方に向かって拭きながら、御仕度を整える為に部屋に戻っていきました…。



M-♂からの、真夜中のメールでも…
【天気予報では《雨》…と言うことですから、折りたたみの傘を持ってきた方が良いですよ】
と…仰って頂きました。
その､M‐♂の､お気遣いの言葉を思い出し…
用意をしながら、気が気ではなく…
【神様…。向こうで雨が降りませんように…。】
と…祈っておりました…。

水滴を拭い終わり…まだ、火照っている身体を、窓を開けて風を入れ、冷ましながら…
全裸の身体に一枚一枚…下着を身に着けていきました…。
丁度…
ガーターのストッキングを太腿の位置まで引き上げ時、わたくしの視線の先に御化粧台の上にあった、十字架のカタチをした、アクセサリーが眼に止まりました…。



わたくしは…思わず手を伸ばし…その、十字架に口づけをしておりました…。



そう…
【思わず】…そうしたくなる…。



…そんな､心持ちに、なっていたので御座います…。





すると…
出掛けには…雨も止み、駅まで歩くことが出来ました。
わたくしは…M-♂に【今日】御逢いさせて頂けることの、有り難さを胸に抱き…
M-♂を想い描きながら…新幹線の中の人…となりました…。
わたくしも、日々、御仕事におりますと、室内に缶詰になってしまう事御座いまして…。
御仕事場の窓から、外の風景を見て…季節の移り変わりを感じることが多う御座います。
御仕事で、クライアント様の所まで出向きます時は、【車】…。
普段は、ほとんど、移動は、車で御座いまして…｡
部屋や…自分でハンドルを握る車の中から見る風景と…
電車の車窓から見る、移り往く…景色は、また…何時もと違った色合いの風景を映し出してくれておりました。

雨は止んでおりましたが、どんよりと曇った空が落ちてきそうでした。
…車窓から眺める、山は、靄がかかり…木々を濡らしておりました…。
程なくいたしますと…風景が…徐々に切り替わってまいりまして…
無機質なビルの多さが目立って…わたくしの眼に入ってまいりました。
それは､M‐♂の御出でになる所に…
M‐♂の元に…近づいている事を教えてくれる【景色】でも御座いました…｡

そして…
幸いな事に…【東京】に到着する時には、空は晴れ…みるみる間に、青く高い空に変わっていったのです…。
暑いくらいの…陽気が、わたくしを待っておりました…。

Ｔｏ　be　continued…