第４４代アメリカ合衆国大統領
【オバマ大統領就任式】…。


【大統領就任式:バラク・オバマ前上院議員が宣誓、第４４代米大統領に就任した＝２００９年１月２０日、ワシントン（ロイター）】


…わたくしは、一昨日の真夜中、御仕事場で、仕事を進めながら真夜中にテレビをつけておりました…。
丁度､テレビでは…米国第４４代大統領に就任したバラク・オバマ氏が、ワシントンの連邦議会議事堂前での大統領就任式で約２００万人の聴衆を前に宣誓と就任演説を行なっておりました｡
さて…黒人初の大統領である彼に、助走期間はありません。
山積している処々の問題に対応する為に、彼は…
スタートから、全力で走り始めなければいけません。
政権移譲された彼は、どう立ち向かっていくのでしょうか…。
年末年始に、我が国でも、派遣等の非正規労働者の方々が、公園等に臨時に作られた一時避難所に身を寄せていらっしゃる映像を、一日に何度もテレビで見ました。
我が国の行政府である内閣の首長…
国会議員の中から国会の議決で指名され（憲法第67条）、第９２代内閣総理大臣は、御正月明けのパフォーマンスで、ハローワークに出向き、通常、職員の方が、座る椅子に座り…
ハローワークに来られた方の、【相談】を受けていた…。
椅子に斜めがけで座り、応えておられたが…
その【姿勢】が、全てを物語っているかな…。と思わざるを得なかった…。

アメリカでも、同様です。
世界的な金融危機の影響は金の流れを変え、後２～３年は、この状態が実体経済として暫らく続くのであろうと推測できるのです。
まさに【直ぐには、お腹が減ったところに、食べ物を詰め込んだ状態】には出来ないのであります。
アメリカも同様にNPO団体が、職を失い、衣食住に困窮する方たちの電話相談を受け付けるその数は…言うに及ばず、日に日に、数を増していくと団体の代表の嘆く姿がテレビに､映し出されていました｡
NPO団体が、保護する施設を紹介するも、３ヵ月ほど滞在期間では、次の御仕事は、なかなか、決まらないのが実状があります…。
【今】…盛大な就任式典をし、国内外に…首長の交代を宣言し、宣誓をした瞬間に、オバマ大統領は､嵐と試練に向かい…立ち止まらず進まなければならないのです…。
一国行動主義からの脱却が、果たして出来るのでありましょうか…｡
アフガニスタン…イラクでの戦争…軍を増派しても、効果は上がらず…
金融危機…景気後退は、更に、長期化の様相を呈するであろうと思われます…｡
両局面からの問題を抱える中でのスタートは困難極まりないと思わざるを得ないのであります。
チェンジ…ユニティー…
変革と言う【果実】を実らせるには、更なる困難と立ち向かっていかなければなりません。
そして現実は…テレビの中で、幼い娘さんを抱え、一時的な保護施設で必死で職を探し、近くの鉄工所に､路上から携帯で電話をしていた中東系の男性が、…
『不安でしかたがない…。どうなってしまうのか…判らない。でも、きっと、オバマ大統領は、私達を救ってくれる、と信じている。』
と言い…
そして､【今】…携帯で問い合わせた鉄工所から…
『３０日後に電話してくれと言われた。』
と…肩を落としていました｡
それでも、顔を上げて、テレビカメラに向いた彫りの深い､顔立ちの男性の窪んだ眼奥に…黒い瞳が揺れているのが印象的でした。
その､瞳の､揺れが…物語っているものは…
期待と…不安で…に他ありません｡

１９６１年…
民主党のケネディ元大統領が就任演説で…



【大統領就任式:1961年1月20日に第35代大統領に宣誓就任】
[ジョン・フィッツジェラルド・ケネディ （John Fitzgerald Kennedy , JFK , 1917年5月29日 - 1963年11月22日）第35代アメリカ合衆国大統領]


「国があなたたちに何ができるかではなく、あなたたちが国のために何ができるかを問いかけよ」
と…国民に向かい言葉を発しました｡
政府として、また個々の、ひとりひとりの責任を問うたのであります｡
また、約５０年近い時を経て、同じ民主党である、オバマ新大統領も、選挙戦から意識をして、国民に呼び掛けていました。
その【言葉】は、正に…
オバマ大統領が自分自身に対して発した【言葉】でもあります…｡
改革に期待する人々に対する…【思い】に応えなくてはならない…
【国】として…【個人】として…
自分自身に課した、【責任と義務】なのだと感じました。


さて…
わたくしの机の中に…
一枚の【写真】があります…。

わたくしは、最近…毎朝…
その【写真】を見てから…御仕事をいたします。
【写真】と言いましても…
【新聞記事】で御座います。

その…新聞記事を始めて眼にしたのは…
御正月の松の内の明け方、まだ…薄暗い闇の時間の中…で御座いました…。

御正月だと言うのに、何故か…御仕事場に居る、わたくしで御座いました…。(笑)
毎年、それは、変わらずで御座いますから、何時もの、延長戦上の事で御座います。
ただ…今年…去年と違うのは、想い人を心に感じながら…真夜中に、夜着である浴衣の裾を割り…オナニーをすることが出来ました。
m-♀は、オナニーをする事を自己を形成して上でも、大切な行為だと思っておりますから、たびたびいたしております…。
そして、身体と心が【感じる】と言うことは、言うに及ばず、自分を活性化させる素晴らしい手段であると思います。
そして、頭の中に、大切な想い人を描きながら、妄想し自慰出来る事は、更に、わたくしを満たし､心地良い状態に､させてくれるように思います。
M‐♂に感謝しています。
彼の存在に…。
わたくしは、その日も…M-♂の事を妄想し、シチュエーションしながら、自慰をし、何度か、達しておりました。
やがて…心地よい睡魔に襲われ…
仕事場のソファ-で数時間、深い眠りに落ちていました。
何時にも増して…激しかった自慰行為のせいで…
下半身は、夜目で見ても、判るほどに濡れておりました。
M-♂を想い描いていた余韻を、抱いていたかった、わたくしは…
そのまま、眼を閉じたので御座いました。

さて…午前３時半を、すこうし､まわった頃で御座いましょうか…。
わたくしは、仕事場のポストに…

ことんっ…

と新聞が落ちる気配と、下半身をしとどに濡らし…
いまだに乾かぬ下半身が、水気で冷たく感じまして…眼が覚めました。
それでも、その乾かぬ（渇かぬ）身体に、嬉しさを感じておりました。
眠っていても尚…わたくしの身体はM‐♂に想いを馳せていたので御座いますから…。
そう…肉欲だけでない…
心から、M‐♂を【感じている】から…
わたくしは、意識を手放している時でも、身体を濡らしていたのだと思います。

さて…
わたくしは、よろりっ…と立ち上がりまして…
無意識のうちに、新聞を取りに脚を運んでおりました。
胃が黒く変色しそうな程に濃い珈琲を入れると、わたくしは新聞と、マグカップを持ってソファーへ座り直したので御座います。
2009年1月3日付けの新聞の一面は、イラクでの現状報告から始まっておりました。
髪を掻き上げながら、新聞に眼を通していきました。
読み進め、ページをめくってゆくと…
わたくしは…
ひとりの少女の写真から眼が離せなくなったので御座いました。

Ｔｏ　be　continued…