8月7日に、M-♂に、m-♀の気持ちと一緒にお届けしようと思って用意していた記事があったので御座いますが、お届けすることが少し遅くなってしまいました。

今夜…記事をアップさせて頂こうと思います。

この美しい映像は写真家William Castlemanさんが20秒ごとに9時間連続で撮影した写真をつなげたものだそうで御座います。

【撮影機材】デジ一眼・Canon EOS-5D【 EOS 5D Mark II】

　　　　　　　レンズ．15mmの魚眼レンズ
【撮影場所】アメリカ、テキサス州．フォート・デイヴィス

この御写真は、キャノンのデジカメについてくる赤外カットローパスフィルターと言うのをを取り外してしまったそうなのです。
赤外カットローパスフィルター…とは…色かぶれ等を押さえてくれる役割などがあるそうなのですが…肉眼では見えない星空の写真を撮るためにあえてこのフィルターを使わないで撮ることで、美しい天体写真が撮れるのだそうです。
前々から、天体写真を見るたびに…

『なんで、こんなに美しい星雲が撮れるのだろう？』

と疑問に思っていたのでした。
さきほど申し上げたように、、デジカメのローパスフィルターが星雲の波長を除去してしまうようなので御座います。
ですから、通常の状態で撮っても、薄くしか撮れないのだそうです。
で…あえて、それを取り外すことにより…、周波成分を、しっかりと、取り込み、天の川もこんなにくっきりな星空の撮影出来るのだそうです。
【 天体写真り世界)】

色々と、読んでみましたが、m-♀にとっては、難しいことが、沢山書いて御座いました｡
(ﾟｰﾟ;Aｱｾｱｾ
でも、何故か、妙に､わくわくしながら読んでおりました。(笑)
変態仕様…失礼いたしました…(笑)天体仕様にする為に、御自分でデジカメを改造しているサイト様などが、その様子を御紹介していたのですが…
こと細かに、順を追っての手順説明を見ておりますと、解らないけれど(笑)…なんだか、楽しい…(^^ゞ
工具なんかも、半田とか、半田こてとか、もちろん半田の吸い取り機に、ダストプロワ、マスキングテープ、その他もろもろ…

『弄るぞーっ！』

って、言う下準備に、わくわくしながら、追って拝読させて頂いておりました。

＞※※注意※※
メーカーのサービスが受けられなくなります。改造は自己責任でおこなって下さい。

と言う注意が書きが、また…刺激的で御座いました(笑)

って…またまた、横道にお話しが反れてすみません^^;

そして…圧巻の動画…

【 天の川(動画)】

何故か、わたくしには、この動画が衝撃で、この動画を見てから、仕事に行き詰まった時、プライベートで何かある毎に、この動画を見て…M-♂を思い出していました。
時に何度も何度も、繰り返して、この動画の前で過ごすことも御座いました。
そんな時は決まって…彼を思い出していた…わたくしで御座いました。

思えば、M‐♂と出逢って、わたくし自身に掛っていた≪フィルター≫は、いつの間にか消えていました…。
フィルターが消えたことで、この動画のように、今まで、見えなかった、あまたの輝きの星たちの光りを感じられるようになったのかもしれません。
そして、自分の内側にも、小さく微かな光ですが…確かに、【存在】することを感じています。
時に…強く…ときに、弱くなる光りですが、その強弱も、懸命に生きている証しだと思って、日々、大切に想いながら過ごす様にしています。

さて、今年の七夕は、何時もの如く、山から笹を切り出してまいりました。
小さい頃からの持っている紙の笹飾りを、いまだに大切に保管して御座いまして(笑)、それを、飾って…さて、仕上げは短冊といきたいところで御座いますが…
わたくしは、五色の糸を下げるようにしております。
今は、どのような色の短冊も御使いになるかと思いますが、昔は緑・紅・黄・白・黒…五色の色の短冊が使われていたようで御座います。(笹に飾りものをするのは日本だけのようですね。)
これは、古代中国の五行説(五行思想)に当てはまるものかと思います。
万物は木・火・土・金・水の5種類の元素からなるという説で御座います。
また、5種類の元素は『互いに影響を与え合い、その生滅盛衰によって天地万物が変化し、循環する』という考えが根底に存在する…と言うことだそうです。
と…言うことは、大きな要素に分けた時、しかもそれは回転しながらたゆまなく変化し続けているということで御座いましょう。

それは自然における大気や水の循環、太陽と月と星の運行はもちろん、時間そのものにも当てはめられているようです。　
それだけの時間をかけて、五行のひとつが影響力を強め、勢力的になり、やがて衰えて次の五行へと移り、ゆっくりとエネルギーの回転が行われていく…。
それは、わたくしたちの住む地球に影響を与え続けていく…。
…と言うことだと思います。
古代の方たちは、本当に、大きなものの考え方をしたもので御座います。
小さな頃は、何気に飾っていた五色の糸も、意味合いを知りますと、笹はひとつの、小さな宇宙のようなものに思えて、M‐♂とお逢いして初めて迎えた去年の七夕は、大変に感慨深く、飾り付けられた笹の葉を眺めた記憶が御座います。
今年も…また、色々と思うところが御座いまして、大切に飾り付けをいたしまして、心のなかで願い事をいたしました…。

それから…もうひとつ…
素敵な作品が御座いましたので御紹介いたします。

初めて見た時に…息を飲みました…。

Ｌｉｖｉｎｇ　Ｗｏｒｌｄさんの「太陽系のそと｜銀河系」と言う作品です。ガラスキューブの中に天の川銀河の星々のうちの約8万点をレーザーで打ち込んであるのだそうです。

今まで写真でしか見ることができなかった銀河系を、立体的に四方八方から眺められます。4D2Uという現時点で世界最高峰の銀河系データを元にしているのだそうです。キューブの大きさは12cm角。

銀河系の端っこにある、わたくしたちの地球をキューブのちょうど真ん中に来るようにデザインした為、銀河系の中心部はやや片側によった位置になっているそうです。う～ん。演出で御座いますね～。

微妙な、スパイスも加わった、この作品を見ていると欲しくなっちゃいますが…
お値段8万4000円也。あぁ…お値段も、とっても、素敵な金額で御座います(笑)
【 Ｌｉｖｉｎｇ　Ｗｏｒｌｄ】


天の川の動画は、肉眼では捉えられない画像で御座います。
9時間同じとこで写真とる…。これは、簡単そうに思えますが、実は、思ってるより難しいもののように思います。
それを、あえて挑戦したこの動画を見た時…
心のフィルターをクリアにし…常に、ゆっくりと、周りながら、様々なものから、影響を受け、それを真摯な気持ちで受け止め、様々に変化し、次へのステップに移り変わりながら、日々、成長が出来たら…と思いました。

素朴な色合いの紙飾りで飾られた笹の葉と､その中で､風にそよぐ五色の糸を眺めながら…わたくしは､今年も彼に想いを馳せ…
遠く離れておりましても…Ｍ‐♂に、それを感じ取って頂けるm‐♀でありたいと…思い…祈りと願い事を心に刻んでおりました。

…the　end…｡