新しい記事を書く事で広告が消せます。
M-0080219-m
一昨日の夕方、お庭で、きらきら…光る…【小さなモノ】を見つけました。
それは…まだ、茶色の芝生の中で、芝生をクッションにする様に浮き上がってみえました。
わたしは、吸い寄せられる様に…その場所に立ち、腰を落としていました。
そして、【それ】に、手を伸ばし、摘(つま)むようにして…もう片方の手のひらの上に乗せました。
それは…小さな蝸牛(かぎゅう)…かたつむりの殻…
小型の殻の薄い種類のマイマイ類…。可愛らしいほど、小さな殻でした。
お天気が良く、もう一度、摘み上げて日差しに照らしてみました…。
古来から、蝸牛の殻のもつ不思議な光沢から、魔物払いにされたりする事があるそうです。
もともと、かたつむりなどの貝類は、呪いに利用されたりする事もあったようです。
キセルガイと言う、かたつむりがいます。
昔、煙草を吸うときに使った煙管(キセル)に似ているから【キセルガイ】と呼ばれているのですって。
西南日本地域に分布するそうですからm-♀は見たことはないですけれど。
この、かたつむりは生命力が強くて、わずかな水分でも、生きながらえるのだそうです。
乾燥状態でも堅く弁を閉ざし、半年、一年…その位、生存するそうです。
樹上性の巻き貝で、イチョウ、モミジ、クスノキ等の大木の樹皮に入り込むように生きているのです。
この、生命力の強さから、信仰の対象として、旅立つの際は神社の大木の樹幹などに生息する貝を拝受して、肌身に身に付け…出発し、無事の帰郷した際には、御礼に参拝し…再び元の場所に放ち返してやる風習があったそうです。
遡(さかのぼ)れば、旧藩時代の参勤交代の時に旧藩士が盛んに行なったり、日清、日露戦争に出征した兵士が、身につけていったとか。戦場での弾避けの呪いにもなったとか…。
遥か昔の【神宮皇后が新羅(朝鮮)に攻め込まれた時、蜷(にな.タニシ似た細長い貝)が、その船に貼りついて、敵の矢から船を守った】と言う伝説に基づいているそうです。
面白いですね。
遥か…伝説になるほどの中でも…【人を守るモノ】として登場する。
わたしは…季節はずれの…蝸牛の殻を日差しに透かしながら…
M-♂を想っていました…。
わたしたちは…まだ…互いの、肌に触れてさえいません…。
もし…【その日】が来たとしたら…
わたしは…その日…どんな気持ちでM-♂を待つのだろう…
わたしに逢う為に、車を駆(か)って来るM-♂は…
わたしに…最初に【何】をするのだろう…。
メールを交わしながら…わたしに語ってくれた最初の逢瀬の様子を実行…するのだろうか…。
今でも…彼からをもらった…メール…
【最初の逢瀬での様子】を思い出すと…濡れ…る…
しとどに…濡れ…る…
M-♂は…言いました…
【m-♀との逢瀬では最初から過激な事を考えています。
女性であるm-♀の羞恥心を捨てさせる免罪符でも有るわけですが、m-♀を車で迎えた時、私はドアを開けm-♀を助手席へ導きますが、そのままドアは閉めず外に立ったままです。
イメージできますか?。
m-♀の視線は私の股間にあり、無言でm-♀は私のズボンのファスナーを下ろし、最初の挨拶。
私の男根を初めてそこで目にするのです。
そして手で取り出させ、m-♀の口へ。
m-♀が初めての私の逢瀬でする事。
そしてホテルへ向かう間。運転している私の男根は露出されたままになり、絶えずそれをm-♀の手が握りしめておくのです。
そして私も、信号で止まる刹那。m-♀の股間に手を伸ばし、m-♀の”気持ち”を確かめるでしょう。
駐車場に入り、ラブホテルの部屋へ着くまで、m-♀は私の男根を握りしめなさい。
不幸にも別の客と顔を合わせても私は気にしません。
m-♀がその恥ずかしさ、私の男根の熱さに感じるなら。】
わたしは…M-♂に…逢った瞬間と…同時に…彼の男根を握りしめ…
そして、口に含むのだろう…
それが、まるで…自然の事のように…
言葉を発せずとも…伝わる…想い…
きっと…その日まで…わたしたちは…多くの言葉を交わし合うでしょう…
逢った瞬間に…その想いが…溢れ出るだけ…
もう…その時は、言葉がなくとも…通じるのだと…
そう…思います…
【言葉】が…【カタチ】としての形態に変わるだけ…
そして…相反して、言葉を発しなければ…伝わらないこともある…
【その時】は、溢れ出る…清水(しみず)の様に…
わたしは…止めどない想いをM-♂に伝えてゆくのでしょう…
振り落ちる雨に…身体を晒(さら)すように…
わたしは、M-♂に【心】を曝(さら)け出すでしょう…
まるで…一本一本の、大切な生糸(きいと)を縒(よ)るように…
わたしは…M-♂に【想い】と言う…【言葉】の糸を…
紡(つむ)ぎ絡(から)ませる…
そして…織(お)り上げてゆく…
M-♂の前で…自然体な【m-♀】で…いられると言うこと…
それは…
その【区分け】さえ…意識せずに、自然に出来る…と…言う、心地よさ…
彼の為に…祈ろう…
ううん…ふたりの為に…
【その日】…無事で逢う事が出来るように…。
わたしは、想いを込めて…
手にした…小さな…まいまいつぶり…蝸牛の殻を…
そっと…
鉢植えの薔薇の根元に埋めました…。
…そして…
…その後…ふいに、降り出した雨が…
その、鉢植えの薔薇の成長を始めたばかりの、柔らかな葉を洗い…
鉢植えの土を…湿らせていく様子を…
窓の外から眺め…
わたしは…窓ガラスに…
こつん…っ…
と…額を当て…眼を閉じました…。
Comment Post【 この記事にコメントする 】⇒
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
- | - | - | 1 | 2 | 3 | 4 |
5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 |
12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 |
19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 |
26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 | - |
07