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M-0080219-m
身悶(みもだ)えを繰り返している…
わたしの口の中に、その動きで振り乱された髪の毛が…
…………入ってきたのです…………
ざらりっ…
とした、髪の感触が…わたしの口の中で広がりました…。
わたしは…噛(か)み締(し)めていました…。
強く…
噛(か)み切ってしまうほど…強く…。
その…【抑制(よくせい)】した動きは、わたしを、更に更に…欲情させるのです。
お尻に伝わる、玄関の石のタイルの冷たさが浴衣の布越(ぬのご)しに伝わり…
熱くなっていく体温を奪(うば)っていきます…。
だからと言って…お尻の下の石自体が温かくなっていく…
と言う事は…決してないのです…。
何故か…更に…冷たさを増していくのです…。
わたしの…両方の太腿(ふともも)に、鳥肌が立っていました…。
薄い色をした…青い血管が、肌の表面に絵を描く様に、浮き立ち、幾筋(いくすじ)の流れを刺青(いれずみ)で描いた青白い蛇の模様のように見せていました。
その周りを、瘢痕(はんこん)の様に浮いた鳥肌が取り囲んでいました。
身体の内側は燃えるように熱いのです…。
それなのに…外側は、全体を薄い氷で覆(おお)うように…冷たい…。
湿(したた)る汗の為に…気化して熱が奪(うば)われているだけではありませんでした…。
身体の中心に、わたしの【想い】が集まるように…
わたしの…血が逆流していました。
わたしは…熱い息を吐き出していました。
Mの字に開脚(かいきゃく)していた脚(あし)を、更に…腰を付き出すようにしながら…
真横に押し開いていきました…。
わたしは…薔薇の花弁(はなびら)を触った指の背を…
もう一度、口唇に運び、噛み上げました…。
かりっ…
離すと…
歯型が、くっきりと付き…
唾液で、滴(したた)るほど…
ぬらりっ…
…と滑(ぬめ)っておりました…。
唾液が…人差し指を伝わって手の甲(こう)まで下がっていきました…。
わたしは無意識のうちに…舌を出し零(こぼ)れ落ちていく…唾液を眼を細めて舐(な)めとっていたのです。
何かが…【わたし】の中で、むくり…っと…頭をもたげたのです…。
わたしは…舐(な)め取りながら…人差し指と中指の二本を…
口の中に差し入れていきました…。
ほんの数回…口の中で摩擦を繰り返し…わたしは…
指を引き抜き…
露(あら)わになっている、下半身…
薄紫のショーツの中に、指を滑り込ませました…。
じゃりっ…
M-♂に…
『そのままに…』
と…言われて処理せずにいる陰毛は、全体が、だいぶ長くなっておりますので…
わたしの、手の動きで陰毛同士が、擦(こす)れあい…
じゃりっ…
と…した小石を擦(こす)り合わせた様な、感触を生(う)みだしていました。
しかし…上から…その部分全体を手の平で押さえるようにいたしますと、多量の陰毛で全体が、ふわふわと弾力がある状態になっているのです。
ですから…敏感な場所に、指をたどり着かせる為には、二本の指でかき分けるようにして、探しあてる様な感じなのです。
ただ…m-♀には…解っていました…。
多分…今、【そこ】に行きついて…
多分…ひと撫で…したたけで…
きっと…
甘い痺(しび)れに全身を支配されてしまう…。
わたしは…
顔を上に上げ…
扉に預けている背中を…更に強く押し付けました…
唾液を飲む音が、隆起(りゅうき)した咽喉(のど)の動きの振動とともに…
耳元に上がっていきました…。
わたしは…既(すで)に濡れそぼっている小陰唇の下の合せ目から…
つうぅぅ…
と…人差し指と中指を、微妙に重ねるように、下から上に、なぞっていきました…。
触るか…触らないか…そんな程度の、羽根でなぞるような…
柔らかな指の動きで…。
口唇が半分開いていきました…。
痺(しび)れが…同時に、そろそろっ…と…
わたしの神経を刺激していきます。
…わたしの、クリトリスが…
ぷっくり…と愛液を吸って…膨らんでいました…。
わたしは…二本の指の腹を当てて…
すっ…
と…撫でたのです…。
ひと撫で…だけ…。
それで…充分でした…。
【今】は…それだけで…。
それだけで…わたしの肢体は…甘い疼(うず)きの中に落ち…足先まで痺(しび)れるような…
陶酔感(とうすいかん)を覚えたのです…。
思わず…
きゅうっ…
と…
開脚していた脚を固く閉じていました…。
まだ、指をクリトリスの上に置いている状態で…両腿(りょうもも)を閉じたのです。
…【手】を強く挟(はさ)み込んで、【快の感情】を逃さないようにしておりました…。
M-♂は…仰いました…。わたしに…。
『逢うのは、2~3年後であっても良いのです…。』
と…
そして…この【空間】で【逢瀬の準備】を進めて下さって居る。と…
【逢瀬】の時に、用いる【御道具】を【この空間】で【Message-記事-(5/2付)】とし)て
【見せて】下さった時にも…書いて下さいました。
>会わなくても通じるものがある…。だから肉体的な繋がりは重要ではなく、2年、3年後に逢えればいいと言っていた記憶がある。
それは、わたしを肉体だけの繋がりだけではなく、精神面でも必要とし…そう…感じ想って下さっていると言うこと…。
そして…それは、長いスパンで、わたしを見詰めて下さっていると言うこと…。
そして…【わたし】を【見て】…【見守って】下さっている…と言うこと…。
【わたし】の【心】を感じ…
【わたし】の【心】に触れ…
【わたし】の【心】を知ろう…
そう…して下さろうとしていると言うこと…。
M-♂は…仰いました…。わたしに…。
>でも逆に、逢わなければいられない気持ちもある。気軽に逢える距離なら深く考えないこと
往復500キロの距離を身近に感じられる時こそ、逢いにいく時なのかも…と最近思い始めてきました。多分車なら片道2時間もかからない。明日、突然、それを実行するかもしれない…そう思って準備を始めた今日この頃。
逢いたい…。と思う【今】この瞬間の、【想い】も大切なのだと…。
だから…わたしとの【逢瀬の準備】を進めている…。と…言って下さった。
その…【両方】が…わたしには…充分過ぎるほどの…
【愛撫】…でした…。
玄関の扉に預けた、私の肢体から、蒸気したものが立ち上がっていました…。
それは蒸発し、気化した汗であり…昇華(しょうか)した、わたしの【想い】でもありました。
ショーツから…手を引き抜くと…
…外で見た…黒薔薇に付いた、雨の滴(しずく)のように…
…指には、多量の愛液が、雨に濡れた蜘蛛(くも)の糸の様に…絡みついておりました…。
そして…それも…
わたし…【m-♀】の…偽りのない答えでありました…。
…the end
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