なので１０代で経験した女性は3桁を超えましたが、それが２０歳を過ぎた時、突然「誰としても同じ」という感覚がわき上がり、以降、手当たり次第という事が出来なくなった私です。今考えれば相手のことも考えず、ただ勃起した性欲だけで関係を持っていた自慢にならない過去ですが、「誰と姦っても同じ」という言葉には、肉体的な興味の損失より、「気持ち」が無ければセックスをしても意味が無いと感じ始めた訳です。

男性でもメンタルな部分が重要と知ったのは、それからのこと。
幸か不幸か仕事でも女性と関わる機会が多く、口説くというプロセスを踏まなくてもセックスが可能な環境になると尚更「気持ち」が無い部分で高揚しなくなり、あろうことか目の前で女性が股を広げていても、ペニスか全く反応し無くなったのもこの頃から。

別に極端なＥＤと言うわけではなく、自分の思考の中での妄想では勃起もするし、気分転換にオナニーをする事もあります。しかし何故かその時になると反応しなくなるペニス。

バートナーを第三者に抱かせること。３Ｐや複数など嗜好的に好きなものでは反応はあるものの、それは気持ちが無ければ意味が無く、尚更肉欲だけでは出来ない世界です。

そんな感じで、誰と出会っても全く反応しなくなった部分。

その部分が何故か m-♀には敏感に反応してしまう今日この頃。

m-♀からのメールを読む時、何気ない一節に気がつくと汁を出しながら勃起しているペニス。

２０代、３０代…そして４０代になるまで、無意識に勃起する事が無かったものが、簡単に反応してしまう訳です。別に取り立てて、過激なメッセージのやり取りでもなく、m-♀の存在。空気を感じるだけで気がつくと勃起しているペニス。

決して部分的な反応の有無に重きを置いている訳ではなく、あまり褒められた女性関係では無かった過去の懺悔として反応し無くなった部分が再び硬さを増した意味。

男が勃つ時。その理由は人それぞれ様々だと思いますが、少なくとも多くを知っていたからこそ、そこには無かったものを m-♀に感じ、その存在が幸せに思えるのだと感じています。