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M-0080219-m
M‐♂から…パソコンに2枚の写真が送信されてまいりました…。
それは、たった今、写メして下さったもので御座いました。
1枚目は…M-♂の鎖骨(さこつ)から下…
勿論、M-♂の男根-penis-も写っておりました。
しかし…その画像には、【一文字】も文章が、添えられていなかったので御座います。
しかし、わたくしは…【それ】を拝見した瞬間…
【何か】…感じるものが御座いまして…
暫(しば)らく、その画像を見詰めたまま、身動きがとれなくなっておりました。
頭の中で…M-♂に想いを馳せながら、【この画像】の意図するものを…
何とか探り…見出そうと努(つと)めておりました…。
ただ…時間が経つにつれ…
意味合いを導きだそう…と、考えるよりも…
その【画像】から…溢れる様に流れ出す、M-♂の、御持ちになるパワーに包まれてること…。
それで…【良い】…。
それが…【答え】…。
…その様に感じることが出来ました…。
…わたくしは…
ただ…【M-♂】を感じ…見詰め続けておりました…。
【今】は、【理由付け】をする時ではなく、それをしても、何の意味も持たない様に感じたのです…。
【今】は…ただ…【M-♂】を…
【想うこと。】…それに終始すること…。
『…それで…良い…のですよ…。』
…M-♂の…声が聞こえたような気がいたしました…。
わたくしは…はっ…と致しまして、一瞬…画面を凝視(ぎょうし)いたしました…。
すると…
パソコンに…M-♂からの、メールが届いたので御座います…。
丁度…先程のメールから、10分ほど経っておりました。
送られて来たメールを、開く為にマウスを動かす手が…
何故か…震えておりました。
やはり、先程と同じで、【画像】が添付されている様で御座いました。
…【画像】を拝見した時…
…わたくしは、息を呑みました…。
その【画像】には…先程まで、【存在】していた【モノ】が…
無くなっていたのです…。
それは…
M‐♂の男根‐penis‐を、取り囲む様に生えていた…【陰毛】…。
>m‐♀との始まりを刻むために、全て剃り落とした。
もうお休み、何も心配はいらないから。
明日、また会おう。
との…【一文】と共に…添えられていたので御座います…。
わたくしは、思わず、眼を見開き…両手で口元を押さえておりました。
御考え下さいませ…。
男性が、外性器の部分…陰部を【剃毛】をする事…。
それは、日常生活で、不都合な事も出てまいります…。
実際、後でお話しをお聞きいたしましたが…
M-♂が、サウナにお出でになった時…
奇異の眼で、見られたそうで御座います。
陰部…生殖器の周りに一本の体毛も無くなっている訳です…。
本来【在るべきもの。】が、無くなっている…。
その【感覚】と言うものは…人の思考に多大なインパクトを与える事で御座いましょう…。
女性の場合は、水着や下着の着用…セックスアピールなど様々な理由から、パイパンにされる方もおられますから、違和感を感じる事も少ないかと存じますけれど…。
男性の場合は…いかがなもので御座いましょうか…。
勿論(もちろん)、嗜好的に、そうされる方もおられましょうから、無知な、わたくしが、一概(いちがい)に言える事では御座いませんが…
M-♂が、サウナで、晒された視線と言うのが、一般的な感覚なので御座いましょう…。
『私は、気になどなりませんよ。m-♀の為に剃ったのですから…。
m-♀…。私は、剃り続ける事も、いといませんよ…。』
一時のアピールの為ではなく、継続してする事…。
【その意味】…
わたくしは、後々…彼…【M-♂】と、メッセンジャーで、お話しをさせて頂いた時…。
そう…さらりっ…
と…言ってのけてしまう、M-♂の、【人】としての大きさを感じた事を、今でも、容易に思い出すことが出来るので御座います…。
…そして【今】…その【画像】を眼の前にした、わたくしに…
その時…彼に対して、わたくしに、何が言えたでしょうか…。
一時(いっとき)の間…口元に当てていた両手で、顔全体を覆(おお)い…
…零れ落ちる涙を押さえるしか…術(すべ)が御座いませんでした…。
その【画像】と【一文】の中に…
彼の…M-♂の【気持ち】と【想い】の全てが読み取れたのです…。
たった…10分の間に…
躊躇(ちゅうちょ)なく…行動に移して下さった…
M-♂の【心】が…。
【理屈】など…なんになりましょう…。
それを、M-♂は、身を持って示して下さったのだと思うので御座います。
わたくしは…ほどなくして…
M-♂に、御礼の一文と…就寝の御挨拶を書き…お送り申し上げました…。
キーボートを打ち込む手も、おぼつかず…その上、涙で、なかなか、画面が確認出来ず、難儀いたしました…。
…申し訳ないほど…短い文章で御座いました…。
しかし…その【一文】に…わたくしは【想い】の全てを乗せて…。
たった、それだけの【文章】でも、それでも…
M-♂は…きっと…【今】の、わたくしの気持ちを察して下さる…。
そう…思い…願いながら…。
わたくしたちは…
その夜…もう、明け方近くで御座いましたが…
握っていた手を…静かに離す様に…
それぞれの閨(ねや)に…戻っていきました…。
それから後…
わたくしは…日を改めまして、自分の肉体的にも、精神的にも、安定し、体調が整っている時を選び…
…何日かの時間をかけ…
M-♂に、長いメールを、したためました…。
始めてことで…書いている途中で、何度かの困難と試練を覚えましたが…
わたくしは、どんなに、時間を掛けてでも、最後まで書き上げるつもりで御座いました。
いままで…誰にも伝えられなかった事を…【伝える為】に…。
…M-♂に…
…伝える為に…。
それが…
M-♂の【行動】に対する…【答え】でした…。
M-♂の【心】に対する…【応え】でした…。
そして…
わたくしの…時計の振り子が…
再び…ゆっくりと…【時】を刻み始めた…瞬間でした…。
∮§∽…∽…∽…∽§∽…∽…∽…∽§∽…∽…∽…∽§∽…∽…∽…∽∮
わたくしは…
そんな【出来事】を思い出しながら…
浴室の中で、M-♂の前に膝(ひざ)を着き…相対しておりました…。
『寒くありませんか…?』
M-♂は、手の平にお湯を掬(すく)い取り、わたくしの肩口に掛けて下さいました…。
わたくしは、微笑みながら、こっくりっ…と頷(うなず)きました…。
すると…眼の前に…
すっ…
と…M-♂が…
浴室の備品で備えてあった、白い安全カミソリを差し出して下さりました…。
わたくしは…それを、受け取り、そして…見詰めました…。
…わたくしは、深く深呼吸をいたしました…。
肩口から、お湯と一緒に掬い取られた泡が…
その呼吸と合わせるように…幾筋かの、白い流れとなり、わたくしの胸元を伝い落ちていきました…。
To be continued…
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