…浴室に、お湯が溜まったようで御座いました…。

M-♂も、お気がつかれたようで…
わたくしの頬に触れていた、口唇を、お外しになり…
わたしが座っておりますから、身体を屈(かが)める様にして下さっておられた身体を立たせました。
ちらり…と、一瞬、浴室の蒸気で曇ったガラスを、ご覧になられましたが…
その…状態を起こしながら…M-♂の手が…御自身の股間に伸びていました…。
そして、その手が、おズボンの開口部のジッパーに掛りました…。

…じー…っ……

わたくしの、眼の前で…それが、ゆっくりと下がっていきます…。
それが、下がり切るか…切らないか…のうちに、亀頭部分の艶(つや)やかさが…
わたくしの眼に映りました。
竿の部分まで、ジッパーが下がり切った時…
揺れながら、わたくしの眼の前で…弾けたので御座います。

ぶるん…っ…

M-♂は、直ぐに、ペニス-penis-が、露出しやすい下着を付けていらっしゃいましたから…わたくしの眼に容易（ようい）に、その、逞（たくま）しいモノが飛び込んでまいりました。
座った…わたくしには、丁度良い高さに【その】愛おしい一物(いちもつ)が現（あらわ）れたので御座います。

わたくしは、ファルス（phallus）の状態になっているペニス-penis-を、両手に包み込むように持ち…
亀頭の開口部に眼を落としました…。
…外尿道口…
…亀頭に開いた穴に…
透明の液体が盛り上がっているのが確認できました…。

一瞬…M-♂と眼を合わせました…。

…M-♂の手が伸び…指を、その穴の上に添えると、その液体の粘(ねば)りを確かめるように、掬(すく)い取ったので御座います。
その指を…亀頭全体に、まぶりつけるように、擦(こす)りました。
わたくしは、M-♂の、その動きを見定めながら…

ゆっくり…

口を、開いていったので御座います。
…刺激された唾液線から溢れ出た…唾液で…濡れた舌先が唇の間から突き出されていきました。
わたくしは舌先を尖（とが）らせるようにして…
M-♂の尿道口に差し入れたので御座います。
先程、M-♂が…先走りの液を、御自身で掬(すく)い取られておりましたが…
また…直ぐに…尿道を通り道にして…盛り上がっておりました。
わたくしは、M-♂の、体内から溢れ出る、その、ゆるやかな流れを舌で受け止め…

ゆっくり…

口を、先走りの汁で濡らした、亀頭全体を絡(から)めとるように、すぼめてゆきました…。
滑（なめ）らかな皮膚の感触と一緒に…
人の体内で温められ、流れ出た液体を、わたくしは…【わたくしの】体内に取り込んでいったので御座います…。

そして…
そのまま…唇を押し広げる様に、口腔内に…その、ペニス-penis-を沈めてゆきました…。
咽喉の奥に、着くか…着かないか…そのくらいの感覚で、引き抜き…
また…再度、沈め落とし…引き抜く…
それを…繰り返していたので御座います…。

すると…
わたくしの、口の中で…跳（は）ねる様な感覚がありました…。
まるで…唇を押し返す様に、硬さを増す…ペニス-penis-…。

M-♂が…

わたくしの口から…その一物を、外に引き抜きました…。
引き抜く瞬間…その反動で、わたくしの唇を、その反り返った状態のファルス（phallus）が打ちました…。

『…あっ…はぁ……ぁ…』

わたくしは、知らず知らずのうちに、息を止めておりましたので御座いましょうか…。
引き抜かれた瞬間に、大量の息を吐き出し…喘（あえ）いでおりました。

ぐぅ…っ…

と…咽喉（のど）が鳴りました…。

―…あ…あつい…。―

わたくしは、自分の咽喉元に、手を押し当てていたので御座います…。

M-♂の…ファルス（phallus）の熱さと…
わたくしの、咽喉が焼けつくような熱い呼吸を、指し示す様に…


…先程よりも…尚、浴室の、ガラスが水蒸気で曇っているのが、わたくしの眼に映りました…。

すると…

まるで…浴室を温める水蒸気のように…
わたくしの、口の中の熱さは…
やがて…
わたくしの、口腔内の湿度と溶け合って、心地よい熱さに変化していったので御座います…。

Ｔｏ　be　continued…