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M-0080219-m
ここで書くべき事ではないかもしれないが、私はネット歴が長いこともあり、インターネットが始まる以前から、この世界で誰かと知り合う機会は多かった。勿論、性別に限らず、年齢や職業を超え知り合えることの有意義さを実感している一人でもある。
また、そういった世界で男と女が知り合う時、日常の出会いより短期間で親密になれることも知っている。だが、単純な肉体関係は望んでもいないし、ある程度の年齢になり、経験を重ねていれば、単なる性器の結合というプロセスに向かう高揚も感じない。
特に恋愛感情…それを有さず、友達のような関係で身体だけの快楽を楽しめることは、世の男性にとって都合のいい娯楽になるのだろうが、私は何故かそれに馴染むことが出来ないのだ。勿論、婚外を正当化するように「愛している」という言葉と、感情を剥き出しにした関係には何故か違和感を感じるし、それは夫婦生活に感じられない”恋愛”というスタンスを模擬するだけの行為のようにも思ってしまう。
別に道徳観を振りかざして【 婚外 】が悪いというつもりもない。
多くを望んでいないだけで、実際私も他人の妻…本来なら夫にしか許されない行為である、精液を注ぎ込むことを他人妻にしてきている。
言い換えれば、単にセックスを楽しむより、夫がいる人妻の体内に射精することに興奮を感じるかもしれない。
だが、 m-♀と知り合って、そんな感覚が一切無いことに気がついた。
ある時、m-♀が私に言った。
それはご主人との夜の生活。そのニュアンスは夫との行為が私に対して申し訳ないとでも言うかのように…。
おかしな話だが、それを言われて改めて m-♀は人妻なのだと意識したのかもしれない。しかしここでいう人妻という認識は、私が今まで想っていた「他人のもの」というニュアンスではなかった。
あくまで私の m-♀ が他人妻だっただけのこと。。。。
その気持ちの中に、今までのような「他人妻を寝取る」という一種の興奮は微塵も感じなかった。
こんなに穏やかな気持ちで、相手を受け入れられたことは…初めてかもしれない。
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